回答者:にしむら先生

西村です。
先日、つぎのようなご質問をいただきました。
読んでみますね。

現在、小学3年生の娘が中学受験をすることになりました。
本人も受験には前向きですが、夫婦ともに地方出身で中学受験の経験がなく、現在の首都圏の中学受験事情がよくわかっていません。
まずは塾に通い始めるところからだと思っていますが、通える範囲には大手塾から個別指導まで多くの選択肢があります。
授業の進度や宿題量、面倒見のよさ、家庭で必要なサポートなど、何を基準に選べば娘に合う塾を見つけられるのか迷っています。
中学受験未経験の家庭であれば、知名度や合格実績、情報量のある大手塾を選ぶのが安心なのでしょうか。
それとも、娘の性格や学力によっては中小規模の塾も比較した方がよいのでしょうか。
新4年生となる小3の2月からの通塾を考えています。
入塾までに家庭で準備しておくことや、塾選びの具体的な判断基準について教えていただきたいです。

シジュウカラのくちばしさん、ご相談ありがとうございます!
学習面、学校選び、塾選びの3つの面からお答えします。

まず学習面は、毎日30分から1時間、家で勉強する習慣をつけたいです。
勉強内容は小学3年生の学習範囲の漢字の読み書きと教科書音読、算数は計算を早く正確にできるように、市販の計算ドリルなどを時間を測って取り組むのを基本にしましょう。
さらに『かいけつゾロリ』、できれば『マジック・ツリーハウス』くらいの児童書をできるだけ多く読み進めておくと、読解力をつけられます。

学校選びは、近隣の私立中数校を見つけてから、偏差値をチェックして、ホームページを見て学校長のメッセージ、力を入れている教育、学校行事、大学進学実績などを調べましょう。
気になった学校があれば説明会に参加して、この学校ならわが子を通わせたい思ったら、秋などに開催されている文化祭に娘さんを連れて行ってあげて、反応をうかがうのがいいですね。

塾選びで大切なのは、学力レベルが合っているかどうかです。
つぎにどれくらい塾にサポートを求めるかです。
たとえばSAPIXはαクラスという成績上位クラスに入ることができて、最難関校、あるいは最難関校に準ずる難関校をめざし、宿題や復習は自宅でできるのであれば第一候補にして良いと思います。
四谷大塚の全国統一小学生テストを受けて偏差値50台後半以上、競争に燃えるタイプ、お尻を叩かれないとやれないけれど、叩かればやる。
自習室も使いたいし、質問も気兼ねなくたくさんできるタイプであれば早稲アカが候補になると思います。
SAPIXも早稲アカもカラーが合いそうもなく、穏やかな雰囲気の中で、じっくり考えながら勉強に取り組みたいのであれば日能研を選ぶのがいいと思います。
大手塾の入塾テストに受からない、全国統一小学生テストで偏差値50を下回るようだったら、「新演習」という四谷大塚の『予習シリーズ』よりも基本を重点的に学べるテキストを使用している栄光ゼミナールや、中小規模の塾を選ぶのがいいでしょう。

ということで、今回は「中学受験の学習と塾選び」についてお伝えしました。